いよいよ始まったよ~!
グランドスラム4大大会のうち最も美しいといわれるローランギャロス。
ぬけるように青い空とレッドクレー。緑色のスタンドとコートサイドの低い壁の上に飾られた真っ赤なベゴニア。オレンジ色のウェアを着たボールパーソンが見事な連係プレイを見せる。
すべての色の計算がすばらしい!!
オフィシャルのタオルの色までも、鮮やかにコートと調和している。あの、女子のピンク色のタオル、ホ、ホスイ、、、。
現地の放送も、サマリーやチェンジエンドの時などスコア表を映すたび、ボールやタオル、人物などをモチーフに工夫されていて、ホントに楽しい。遊び心満点で、作る側のセンスが光る。
時折見せる遠目の選手のショットも、ベゴニア越しに映されたりして他の大会に無いエレガントな雰囲気。
そんな中、15日間の熱戦が繰り広げられるのよ!
コールはすべてフランス語。
他の3つのグランドスラムは、英語圏だから英語は当たり前だけど、日本でやろうが中国でやろうが、通常すべて英語。ま、日本語で「フィフティーン-ラブ」なんて「十五-零」とかには出来ないのだけど。
フランス語では、独身の女性選手は頭に「マドモワゼル」、既婚の人には「マダム」がつけられてコールされるの。なんだか優雅でしょう?
日本なんか呼び捨てよ、呼び捨て。
そんな優雅な雰囲気とは裏腹に、ローランギャロスは4大大会中最も選手に負担が大きい大会だと言われてる。
クレーコートはバウンドを吸収するので、なかなかポイントが取れない。1ポイント取るのに長ーいラリーをしないといけない。走って走って走りまくって、スタミナの切れなかったほうが勝つ。上位ランキングの選手が下位選手に足元をすくわれる事がよくあるのもこの大会。毎年優勝者が違う、ってのもこの大会の特徴。
技術云々より、メンタルとフィジカルがものをいう面白い大会。
逆に言うと、やたらラリーが長くて、長い試合は見てるほうが根が切れるようなこともあるのだけど。
サンプラスやヒンギス、フェデラーに至っても、この大会では優勝が無い。
得手不得手があるからね。このコートが大好きな選手と大嫌いな選手がいるから。予選上がりの選手が大物食いをしたりして、予測が全く立たない。
今年はどんな波乱があるか、楽しみ~♪
さて、昨日の放送(wowow)
杉山選手が今回、初めて日曜日からの開催となったこの全仏オープンの第一試合となりました。30歳になった彼女。
まだまだ元気だねぇ。当分引退は無いな。今回も苦しんだけど一回戦突破。パチパチパチ。
どうやらラケットを新しく変えた。
以前はプリンスのシルバーの「O3」だったんだけど、今回はホワイトのO3を使用。ホワイトといっても黒ベースに白のアクセントなんだけどね。なかなかカッコよい。うん。
水色のウェアも彼女らしいね。
そして、やっぱり放送されるか、シャラポワ。
wowowはどうもシャラポワの試合となると必ず放送するなぁ。まぁ、以前日本ではかなりの人気者だから。日本といわず、ここフレンチでもプレスの数や会場にいるお客さんの数、それも男性がやたら多い。相手はたまらんよのぉ。やりにくいだろうなぁ。キレイで強いとなれば、しゃーないかな。
今回のウェアもピンクのワンピ。
先日スポーツデポへ行ったとき、こんなの誰が着るんだよ、と思ったウェア、あなたでしたか。
キャンディーピンクに切り替えのスコート、スコートは薄ーいメッシュ素材のプリーツ二枚重ね。下側に薄いピンクのメッシュ、スケスケ。
襟ぐりにはねじりキャンディのようなパイピング。そして、アンスコはまっ黄色!ボールと同じような蛍光イエロー!
ブロンド青い目の白人には最強の色使い。みごとにハマってるわ。黒人や東洋人には土台無理と言うものよ。
ピンク、すきなのね、彼女。
ラケットも、変えたらしい。
杉山と同じ、プリンスのO3ホワイト(ちゅーかブラック)。
???でもちょっと違う!!
「PRINCE」のロゴがピンク!ほいで、ヘッドの裏側とガットが通るO3独特な孔の内径が同じくピンク!ところが、サイドの孔はホワイト、、、という事はあのピンクリボンバージョンの限定品とはまた違うもの。当然シャラポワくらいの人があのラケットを使うわけも無い。
やっぱ、ラケットもシャラポワバージョンなのか、、、スゴイのう。
昔から、人気選手は自分バージョンのものを作ってもらえてたけどね。クルニコワはじめ、自分バージョンの名前が付いたものを作ってもらえてたなぁ。
第一セットは、足首の故障を抱えながらも危なげなく奪取。
相変わらずのあの声と気迫は健在。かわいい顔なのに、えげつない声出すんだよね、彼女。一回戦は軽く突破かと思われた。
ところが第二セット、ベテランながらも初めて本戦出場したワシントンが追い上げ、逆転で取る。決は第三セットに持ち込まれ、、、。
第三セットシャラポワ2-3でブレイクされると、会場は「ひょっとしたら、、、」の空気が流れ始める。
ワシントンのショットは面白いように決まり、シャラ姫は何をやってもうまくいかない。会場で応援するワシントン父が狂喜乱舞する。
暗い顔のシャラ父。そのままズルズルと3-5になり、第9ゲーム、デュースの末ワシントンがアドバンテージ、マッチポイントである。
そのマッチポイントのサービスを打とうとした瞬間、なんと、シャラポワのコートに鳩が2羽舞い降り、座り込んだ!
安い映画のようなシュチュエーションである。
「ああ、シャラポワ、もう終わりだなってことか、、、」
と会場の人間の90パーセントは思ったと思うよ。ここで、ワシントンのサービスエースでも決まれば、スゴイドラマティックな終わり方じゃん!
ボールパーソンが鳩を追い払い、試合再開。
すると、タイミングを狂わされたせいなののか、ワシントンがアドバンテージを逃し、そのゲームを逆に落としてしまう。次のゲームもまた、マッチポイントを握りながら再びとることが出来ず。
じわじわと流れがシャラポワに傾き始める。座り込むワシントン父。静かにうなずくシャラ父。
えぇっ!?どーなっちゃうの!?
もう朝の4時過ぎてるのに、早く寝たいのに!
ゲームは5-5となり、6-5になり、結局7-5でシャラポワが勝利をもぎ取る!!
なんという試合!
会場にいつもの投げキスをするシャラ姫の表情がいつもと違う。辛かったんだね。ワシントンも悔しいだろうな。
あの鳩、シャラポワの応援団だったとは、、、シャラ姫、鳩にまで愛されてるのね、、、御見それいたしました。
こういうことは、下位選手が上位選手に向かっていくときよくあるパターン。
下位選手は失うものが無いから自分の調子ひとつで上位選手を追い込む事がある。でも勝ちが見えてきたとき、急に意識し始めてしまう。逆に上位選手はそこからのポイントの取り方をよくわかってる。
勝ちビビリ、と、よくいうんだけど、そこからポイントが取れるかどうかが上位と下位を分けるところだと思うよ。うん。よくがんばったワシントンだけど、これもいい経験かな。
コートをあとにするシャラ姫の肩にはピンクとグレーのラケットバッグ。
やっぱりピンクなのね、、、でも、可愛いな、そのバッグ。
結局夕べは徹夜してしまった、、、。
明日は私が試合だよ、、、。今夜の放送、どうするかなぁ、、、観たいなぁ。
とりあえず、今から寝よ。
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